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Yufudake



25年ぶりの由布岳登山である。
富士に登ると聞かない我が家の山ンバーを制止しつつ「肩慣らしに家族で初級より少し上の登山をしよう!」ということになり、
若い時に見た美しい霧氷が忘れられない「豊後富士/由布岳」をチョイスした。



なんとか前日の雨があがり、不安定ながらまあまあのコンディション。頂でぐずってる霧も、着く頃には消えるはずと見切り発車。
最初の分岐点で選択を誤りながらも、安全な正面登山道(西峰)コースに合流。



雑木林を抜けると景色が開け、単調な道の連続ながら要所要所の見晴らしを栄養にして、さらに進む。
体育の授業替わりらしき学生達・老夫婦・若いアベックなど、挨拶はもう20組を超えたろうか。



2時間半ほどで2つの頂上寸前の分岐点「マタエ」に到着。
若い時は迷わず岩場にチェーンを張った西峰を選んだが、家族や自分の体力を考慮し、今回は無難に東峰を選択。
それでもゴロゴロした大岩は、手足を使い「よっこらしょ」である。



頂上で至福の時をしばし味わい、大幅な予定の遅れを挽回するため下山はスピードアップ。
少し暗くなり始め、辺りにこだまする動物らしき鳴き声に焦りを感じた時、野生の鹿の親子を間近に目撃。
山のエネルギーに火照りつつ、興奮覚めやらぬまま、なんとか夕暮れまでに麓へ戻る。
帰りの車中には、恐らく人生で一番大きな達成感に包まれたであろう、子供たちの寝顔があった。

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